向上学園の起源は、1910年に小田原市曽我にある瑞雲寺の大井龍跳住職が設立した自修学校です。自修学校の建学の精神は「自学・自修・実践」。創立当時から英語教育や幅広い実務的教育を実施する中で、「心の教育」にも力を注いできました。
本学園が運営する向上高等学校と自修館中等教育学校は、自修学校の建学の精神を引き継ぎ、豊かな心をその基礎として、自らの人生を自らの力で切り開くことで社会に貢献できる人材の育成に取り組んできました。
近年、科学技術の進歩や国際化の進捗などを背景に、学校教育には自ら考え行動することができる人材、考え方や文化の違う多様な人々と協力することができる寛容で豊かな心を持つ人材の育成が求められています。本学園が100年以上続けてきた教育は、このような時代の要請と合致するものだと自負しております。
これからも、向上高等学校と、自修館中等教育学校は、「自学・自修・実践」のできる人材の育成を、時代に合わせた方法で実践してまいります。皆様には、引き続き学園の教育にご理解とご支援をいただければ幸いです。